人生で一番大事なのは思い切り→諦めである。

会社員からドロップアウトした物書きが、好きなときに・好きなことを・好きなように書き溜めていくブログです。

月と太陽と神様とデカイ建物に関する妄想

こんばんは。今夜は月が綺麗ですね。
邪気眼とか封じられし右手の何たらとかは疼きませんが、厨二心とオカルト好きの血は騒ぎます。
というわけで妄想染みた神話の話でも致しましょう。


ローマ神話のディアナ=ギリシア神話のアルテミス、中国の嫦娥など、月の神様=女神のイメージが強い人って結構いると思います。
マイナーどころだとエジプト神話のハトホルとか、TRPGの元ネタになってるアイルランド神話のアリアンロッドとかもですね。

でも、日本神話の月神である月読命は男性です。
もちろん他の神話でも男性の月神はいるんですけど、他にはどんなところにあるかというと、日本と直接関係ないところがすごく多いんですよね。
アイヌ神話はまだわかるとして、南北アメリカ大陸の先住民族だとかアラブ周辺とか、オーストラリアの先住民族とか。
共通点といえば、文字が存在しないあるいはできる前から、独自の文化を保ち続けていることくらいでしょうか。

人類はアフリカで誕生してその後ユーラシア大陸を横断、その後北アメリカ大陸南アメリカ大陸に渡ったとされているので、その過程で神話も枝分かれしていったんだろうなとは思います。
でもこれ、全く別の話と似てません?


旧約聖書の「バベルの塔」です。
あれは「人々が技術を駆使して天に届くような塔を建てようとしたところ、神様が怒り、人々が互いに違う言語を使うようにして団結できないようにした」という話ですよね。
その後は多分言葉の通じる人同士でまとまって散り散りになっていった、ということなのでしょう。

もし、はるか昔一つところに住んでいた人類が、何らかの原因で仲間割れして散り散りになったとしたら?
その原因が、神の怒りではなく月神や太陽神の性別に対する認識の差だとしたら?

何となく、二つの話が繋がるような気がしてきませんか?

……だから何だ、と言われると「楽しくね?」としか答えられないのですけど。
時に伝承や神話は歴史のヒントになりえますので、一概にオカルトと馬鹿にできないと思うんですよねー。

 

ちなみに「バベルの塔は神様が怒って壊した」としている本が多いですが、聖書にはそう書いてないらしいですね。
古代の高層建築で残っているのはギザの三大ピラミッドくらいですから、多分現在見られる遺跡で当てはまる場所はないのでしょうけども。
近いのは「アレクサンドリアの大灯台」ですかねえ。


ついでに気になる点がもう一つ。
神話に出てくる建築物ってほとんど「宮殿」なんですよね。日本だと竜宮城、北欧神話だと神様ごとにデカイ館を持ってたりして。たまにデカイ壁もありますけども。
でも、「塔」はバベルの塔の他にない気がします。調べきれてないだけだったらすいません。
これも何か意味があったら面白いなーと思うんですが、いかがでしょう。
ただ単に、高層建築を建てられる技術を持った民族が他にいなかっただけかもしれませんけどね。

いやーホント誰か早くタイムマシン作ってくれないかなー。